Philipsヘッドフォンマラソン Vol. 3 SHL9600



フィリップスのヘッドフォンマラソン第3回目として送られてきたSHL9600。今回は写真のようなヘッドバンドタイプです。ちなみに僕の中ではこういうのをヘッドフォン、前回までのようなのはイヤフォンというのかと思ってましたが、実際のところは知りません。

では、早速使用感をレビュー。まず長所として際立っているのが、低音の良さ。と言っても特別大きな低音がズンズンと響くというような感じではなく、非常にタイトな心地のよい低音が鳴ります。

また、40mmの大型スピーカードライバを搭載しながらも、非常に軽量でコンパクトな設計となっており、さらにイヤーパッド部は回転させることができるので、持ち運びにも便利です。

個人的に残念だったのは、高音域の迫力がかなり控えなこと。普段愛用しているAKGのイヤフォンと比べてみると、高域の音量の違いが顕著で、これだけ締まりのある低音が鳴っているのに、もったいないなぁという感想でした。

もひとつ難点を言うと、ヘッドフォンを装着したときの締め付け感が強く、長い時間音楽を聴いているのが辛かったです。メーカー側からのコメントには、「ヘッドバンドタイプは耳全体を覆うために不快感が少ない」と書いてあるのですが、SHL9600についていえば、これは当てはまらないのではないでしょうか?まぁ、個々人の頭の形や大きさにもよるのでしょうが。

引き続きフィリップスでは、購入した対象ヘッドフォンの音に御満足頂けなかった方に、全額を返金するというキャンペーンを実施しているとのことです。