続Photoshopで破線のボーダーの矩形を描く方法
前回自作パターンを使用し、破線ボーダーの矩形を簡単に描画する小技を紹介いたしましたが、「違う色のボーダーを作成する度に、新たにパターンを登録しなけらばならないからこれはウンコだな」という声が聞こえてきそうだったので、対応を考えてみました。
【下準備】
前回と同じ方法で2px四方のパターンを作成します。ただし塗潰しは#000(黒)で行ってください。
【作成方法】
- 長方形選択ツールで、任意のサイズの領域を選択し、適当なカラーで塗りつぶします
- 「レイヤー効果」の「カスタム」→「高度な設定」で[塗りの不透明度:0%」に設定します
- 「パターンオーバーレイ」を選択し、下準備で作成した自作パターンを選択します
- 「カラーオーバレイ」を適用します。「描画モード:比較(明)」に設定し、ここで破線の色を設定します
- さらに「光彩(内側)」を適用します。各パラメータの変更は以下の通りです
[描画モード:通常]、[不透明度:100%]、[カラー:任意の色]、[ソース:中央]、[チョーク:0%]、[サイズ:1px]、[範囲:1%]、[適用度:0%]
【さらに・・・】
設定するパラメータの数が多いので、「スタイル」に登録しておいて、都度カラー設定だけ変更すると便利だと思います。
また、オブジェクトを変形させる場合は、きちんとピクセルにスナップされていないと、ボーダーにアンチエイリアス処理がかかってしまって、綺麗に描画されませんのでご注意を。