Flex 2 with Action Script 3.0

先週ようやっと読了しました。

僕の勝手な予想ですが、今現在Flexを積極的に使っているのは、プログラムの素養にも恵まれたスーパーFlasherの方々か、「タイムラインって分からないけど、プログラムでFlashができちゃうんなら面白そうじゃん」という知的好奇心と柔軟性を備えたバリバリのプログラマーさんなのではないかと。

ですが、Flexは僕のようなFlash愛が実力に伴わないようなタイプの人間にとっても、多分に興味をそそられるプロダクトで、とりあえずこの本は初めのとっかかりとしてはナイスチョイスだったと思います。

最初のうちはサクサク進め、数行のタグとコードだけで、「うぉっ!」って叫んでしまうようなことができてしまうので楽しいです。その驚きと感動を味わうだけでもFlexはいじってみる価値はあると思います。

ただ6章辺りからちょっと難しくなってきて、実際にサンプルのアプリケーションを作成するケーススタディの章では、カスタムコンポーネントの配置や組み合わせなど、Flex開発ならではの設計力を修得する必要がでてきて、「うーむ」と頭を抱える場面もしばしば。

またタイトルにActionScript 3.0と冠せられていますが、全体的にActionScript 3.0自体はさほど難しいコードは紹介されていません。とりあえず僕は、ActionScript 3.0の勉強は、読みかけだった「ActionSript 3.0 Cookbook」を終わらせてから、6月発売予定のMoockさんの「Essential ActionSript 3.0」をやろうと思ってます。