ActionScriptコーディングガイドライン
どちら様のblogで紹介されていたのか失念してしまったのですが、AS2APP様のところでご紹介されていた、自社で規定しているMXMLとActionScript 3.0のコーディングガイドラインなるものを、ざっくりと読ませていただきました。僕も見習えるところは積極的に取り入れて、せめてカタチだけでも綺麗なコーディングができればいいなと思います。
以下ActionScriptのコーディングガイドラインについて、個人的に気になった箇所の抜粋です。僕の対訳が間違っている可能性もあるので、ご興味のある方はこちらの本家のドキュメントをご覧ください。
【ファイル編成】
- importステートメントは、アスタリスクを使用せず、完全修飾名を使用すること。ただし同一パッケージ内から多数のクラスを使用する場合はこの限りではない。
- importするパッケージはアルファベット順で列挙すること。
- ゲッター、セッター、あるいはActionScriptのget、set関数で操作する変数はアンダースコア(_)で始める。
【変数宣言】
- スコープが異なる場合でも、既に他のブロック内で使用されている変数名は使用しない。
【括弧()と中括弧{}】
- 関数名と始まりの括弧の間にはブランクを挿入しない。
- 括弧内では引数の前後にブランクを挿入しない。
【switch、case】
- default内では常にbreakも記述する。これは通常不要だが(開発者の?)意図を理解する手助けとなる。
- breakが不必要なcase内では、その旨をコメントで記しておくこと。
- case内でreturnを使用する場合は、breakを記述する必要はない。
【ネーミング】
- インターフェース名は必ず"I"で始めること。
- 関数名は動詞で始めること。
- イベントから呼ばれる関数名は"Handler"で終わること。
- ブール型の変数名は"can"、"is"、"has"のいずれかで始めること。
【その他の慣例】
- 可能ならば(スタティック)定数を使用すること。
Right: myButton.addEventListener(MouseEvent.CLICK, myHandler); Wrong: myButton.addEventListener("click", myHandler);
- 型定義にはなるべく具体的な型を用いること。
Right: private function mouseMoveHandler(event:MouseEvent):void Wrong: private function mouseMoveHandler(event:Event):void