Essential Actionscript 3.0リリース決定

全世界のFLASHer待望の、ActionScript 3.0教則本Essential ActionScript 3.0」(by Colin Moockさん)のリリースがとうとう決定したようです。本国アメリカでは6月15日に発売される模様です。

以前「洋書を安く買いたい」なんていうカキコもしたのですが、運良くアメリカに赴任している知人が7月に帰国することになり、これはチャンスとばかりにFLASHFLEX関係の洋書を数冊、その知人宅宛てで購入し、帰国後受け取る運びとなりました。ヤター!

で、trick7のteraさんが書かれているように、この手のテッキー関連の洋書を共同翻訳したりみんなで勉強したりというようなプロジェクトがあったら面白いだろうなーと思います。最近ではApolloのポケットガイド(CreativeCommonsライセンス)の共同翻訳というオープンプロジェクトもありましたが、著作権がある一般の書籍の場合はさすがに、「共有最高!イェーイ!」なんていう訳にもかず、検討すべきことも多々ありますが、少なくとも洋書を購入した方だけでも集まって、共同翻訳したり、内容について「あーだこーだ」言い合えるような場所があっても問題なさそうな気がするのですがどうでしょう?

こういう草の根的プロジェクトで少しでも業界に貢献したい、という優等生的な動機も少しはあるのですが、それよりもみんなで勉強したほうが絶対面白いし、モチベーションも維持できると思うわけです。ちょっと前にアルファFLASHer(いま勝手に命名した。)の方々の間で「ActionScript 3.0ウゼーゲッター、セッターうんこ」とか言うのが流行りましたが(嘘。AS3での開発効率について建設的な論議が展開した)、なんだかんだ言っても「FLASHが好き」という姿勢はFLASHerの方みんな共通で、Flash CS3体験版を速攻インストールしてみたり、やたら難解そうな3D表現に挑戦してみたりと、相も変わらずFLASHにどっぷり浸かっているわけで、そういう愛憎鼻水が入り乱れるノリで勉強できたらいいと思うのです。

洋書の購入証明は、レシート、もしくは「実際の本を片手に笑みを浮かべている写真」をプロジェクトの管理人にFaxするとかいう、超プリミティブな手法でもいいかと思うのですが。オライリージャパンさんのほうで、そういうコミュニティーを作って、ユーザ管理をしてくれたら、著作権侵害だのなんだの心配する必要もなくて、一番楽なんですけれどねー。

ところで、文頭の洋書購入の件、実は友人の荷物は船便で配送されるようで、日本に到着するのは帰国3ヶ後くらい、恐らく10月頃になる予定で、なんとかMoock本だけは1冊手荷物で持ってきてもらうように頼みました。その頃になってもいいからAmazon.com価格でFlash/Flex本を買いたいという方はご一報いただければなんとかなりそうなので、ご興味のある方はどうぞ。

ちなみに僕は、Moock本の他に、噂の「Foundation Actionscript 3.0 Animation: Making Things Move!」と、本当に読むのかどうかも分らない「Programming Flex 2: The comprehensive guide to creating rich media applications with Adobe Flex」の2冊を購入しましたよー。

なんだか今日は珍しくテンション高目。気が付いたらもう4時。

[2007/06/20追記]
Amazon.comからメールがありました。残念ながら発売延期の模様です。現時点で予約注文をしても、米国でも到着は08/22〜08/24だそうです。

[2007/07/04追記]
発売時期が二転三転しましたが、6月29日にようやくリリースされた模様です。946ページのこのボリューム感は、読み始める前にため息が出てしまいますね。